クラブ活動

てらこや新都心が事務局を務めている「NPO法人てらこや子どもラボ」では、子どもたちの自由な発想での遊びと学びの場を提供するとともに、普段のご家庭ではなかなかできないような体験を提供する「クラブ活動」も企画しています。

そのいくつかが学年末を迎えて、一区切りとなりました。

その時の様子はこちらからご覧ください。

4月以降は、継続活動するものに加えて、いくつかの新しいクラブ活動の企画、募集も進んでいます。

講座開催報告

3月24日(日)に、新しく始まった「お金について考える」活動の第1回、「おこづかい教育、どう始める?〜キャッシュレス時代のお金教育〜」が開催されました。

今回から、講師をお願いしているママさんファイナンシャルプランナーの長澤さんの参加者と同じ目線での話し合いのリードと説明が、堅苦しくなりがちなお金の話題を、身近なものにしてくれました。

以下は、参加者のレポートです。

今日のお小遣い教育について

なぜお金教育が必要なのか?また。お金教育とはなんぞや?から始まり、そもそも自分達もその教育を受けていないという話が出ました。

お金とは?
今までに一番満足だったお金の使い方は?
お金の使い方でこだわっていることは?

などを、皆でシェアしながら、そのお金の使い方が実は1番こどもに影響があることなど、話しているうちに気付かされていくプロセスでした。

そして、お小遣いは、子どもに欲しいものがあるときに始めるのが一番良いきっかけであるが、そうでなくてもそれぞれの家庭で話し合って始められる習慣であるという話でした。

お小遣いの与え方と管理の仕方には3つの方法があるという点も納得できました。

また、お小遣いを成功させるコツなど、楽しく続けられる工夫など、それぞれの家庭でルールを作って進めるなど、お母さんたちも積極的に話を聞いていました。

私は、特に管理法が印象にあります。

*自分のために使うお金
*人のために使うお金
*貯めるお金

人のために使うお金の使い方はとても大切だと思いました。

子どもの心を育てるポイントです。家族の誕生日に花を買いたいなど、子どもでも小さな思いを大切に育てる良い機会ですね。

次の、親子で参加の講座も楽しみです。

お子さまのおこづかいについて考える講座

お子さまの入学・進級に関する今の時期の話題の一つがお小遣いのことではないでしょうか?

いくらくらい、どのような形で・・・・など、何が適切か、どのような形が子どもの体験という面で役に立つのか、考えがまとまらないことも多いのが現実です。

一方で、子どもをめぐる世界でも、キャッシュレス時代は着々と広がりを見せています。

そんな中で、子どもたちの経済観念をどのように育んでいくのかという課題も出てきています。

今回は、子育ての中でのお金と経済に焦点を当てた講座を2つ開催いたします。

*お小遣い教育、どう始める?〜キャッシュレス時代のお金教育〜
ワークショップ形式で、講師のお話を伺い、参加者同士で話し合う中から「我が家のおおこづかい教育」について考えていきます。

・日時: 3月24日(日)10:00~11:00
・対象: 小学生のお子さんをお持ちの保護者(子どもラボメンバーが優先)
・定員: 15名程度・参加費: 子どもラボメンバー:¥1,000.-、それ以外:¥2,000.-

*だじゃれで楽しむ!親子マネー講座〜親子おこづかい会議〜
ゲーム感覚で楽しみながら「我が家のお小遣いのきまり」を親子で一緒に作っていきます。

・日時: 4月13日(土)10:00~11:30
・対象: 小学校2〜4年生と保護者(子どもラボメンバー優先)
・定員: 親子10組
・参加費: 子どもラボメンバー:親子ひと組:¥1,100.-(追加お子さま一人¥500.-)
      それ以外:親子ひと組:¥2,200.-(追加お子さま一人¥500.-

申し込み方法は、参加講座を「おこづかい教育」、または「親子会議」と記入した上で、参加者名(親子の場合は、お子さまの名前と学年も)、携帯番号を記入した返信メールでお願いします。

メールアドレス  info@terakoya-labo.org

再生

てらこやに出入りする中で、その暖かい空気を感じ、元気を取り戻す方がいらっしゃいます。

それを、「てらこやが人を再生する」というふうにおっしゃる方がいらっしゃいます。

でも、私たちは違う見方をしています。

てらこやで起きていることは、皆さんが感じるてらこやの静かな暖かい空気に包まれ、自分自身で心を静め、本来の自分を取り戻し、そこから新しい芽吹きを得ることだと思っています。

本来の自分の中にある新しい道、新しい可能性に気づき、そこからまた一歩を踏み出す・・・そんなお手伝いをしたいと思っています。

第15期 なかまほいく 参加メンバー募集

3歳児くらいまでのお子様を持つ子育て世代の交流の場です。

他の人の迷惑を気遣ったりして、外出を躊躇しがちな子育て中の皆様同士の交流の場です。
同じ立場の仲間同士、気兼ねなく時間を過ごしませんか?

第15期は次の10回、5/10から毎週金曜日の開催です。
 5月・・・10日、17日、24日、31日
 6月・・・7日、14日、21日、28日
 7月・・・5日、12日

一緒に遊ぶことにお子さまが慣れてきた頃から、半数のお母さんが全員のお子様を預かり、残りの半数のお母様は、お子様を手放して自由な時間を過ごす「預け合い」も行います。
今までの14回の開催でも、「なかまほいく」への参加をきっかけとして、子育て仲間の輪が広がっています。
楽しい子育ての輪に参加なさいませんか?

*参加費は、10回で6000円、最初の回に一括でお支払いください。

参加ご希望の方は、「第15期なかまほいく参加希望」のタイトルで、本人とお子様のお名前、お子様の年齢、連絡できる電話番号をお書きのうえ、こちらからお申し込みください

暖かい雰囲気とは

てらこや新都心の運営は、子どもたちの声に囲まれ、日々の雑事に追われ、どちらかというと毎日が慌ただしく、あっという間に過ぎていきます。

そんな中で、人々の声が途絶え、特に追われるような仕事もなく、まるでエアポケットに入ったように、ひっそりと静まりかえるひと時があります。

私たち運営者が、ゆったり流れる時間の中で、思い思いの仕事をしながら温かい雰囲気の中にリラックスして身を置く・・・・そんなチームの雰囲気は、きっとこの施設全体に行き渡り、ここを訪れる皆さまにもきっと届く、そんな話をしていました。

いつかもブログで書きましたが、居場所とは物理的な場所ではなく、そこに集う人たちの人間関係だということを改めて感じた、ホッとする時間でした。

「わたしの日」終了のお知らせ

子育て支援グループ「つむぐは」とのコラボ企画「わたしの日」は、3月をもって終了いたします。

子育て支援グループ「つむぐは」は、今後もInstargamを中心に情報発信をしていかれるそうです。

「理想の保育とはどんなものか?」をテーマに、原則として毎週火曜日に、小さなお子さまとその母親の居場所、交流、ふれあいの機会として、約3年間、活動を続けて参りましたが、取りあえぞ、ここで一区切りとさせていただきます。

てらこや新都心は、これからも子育て世代が抱えるさまざまま無問題や課題に寄り添い、サポートをする活動を継続して参ります。

これからも「つむぐは」と、てらこや新都心の情報発信にご注目ください。

能登の子どもたちに靴下を

*能登の子どもたちをサポートしよう〜靴下をご寄付ください。

あの能登地方の震災から1ヶ月半がたったいまも、現地の悲惨な状況、避難されている皆様の困難な様子が連日報道されています。

様々な形で、現地への支援が行われていますが、さいたま市内で「子ども食堂」を開催する私たちもささやかな支援として、「新学年を迎える子どもたちに靴下を贈る」活動をいたします。

*取りまとめ・・・さいたま市子ども食堂ネットワーク
*集めるもの・・・子ども用の靴下(未使用、新品に限ります。100均のものでも結構です)
  ・タオル、雑巾(いずれも未使用、新品、広告が入っていても可)

*方法・・・お手数ですが、以下の宛先までお送りください。
      (恐れ入りますが、送料はご負担ください。)

送り先: 330-0835 さいたま市大宮区北袋町1-285
     てらこや新都心
     電話: 048-871-5541

*締切・・・2月26日(月)必着

集められた靴下は、浦和レッズ、大宮アルディージャほか協力団体から寄付いただく文房具、お菓子などと共に、3月上旬に穴水町、能登町の子どもたちに届けられます。

皆様の気持ちが、能登の子どもたちに温かい春を届けます。

ぜひご協力をお願いいたします。

いのちの話 第1回

てらこやでずっと企画をあたためてきた「性の話」

てらこやに集う子どもたちの間で性に関する言葉が出始めるという、良いタイミングで講座を開催できました。

普段の生活ではなかなか話しづらい内容ですが、座談会形式で、それぞれのお子様の気になる言動など、お母様たちがシェアしあってフリートークも大いに盛り上がりました。

今回は、「男子の体の成長について」が中心でした。

講師をお願いした上野尚子先生が、たくさんの書物をご紹介くださいました。

学校では教えてくれない内容で、どれもよく研究して書かれていますが、どの本を選ぶかは、お母様の勘で良いようです。それぞれの考え方、家庭によって違います。

「性教育」とは、究極的には、「生きていくこと」を伝えることだと思います。自分の体を大切に扱い、他人のことも大切に扱い、健全で幸せでいること。
地域に住む大人として未来ある子どもたちを温かい目で見守っていきたいという思いをとても強くした時間でした。

また、普段てらこやに集う子どもたちのお母様同士の交流の場としても、意義深かったと感じています。

今日参加できなかったお母様の為に春休み前にも開催予定です。

*参加者の声

いただいた資料がわかりやすく作られていて、お母さん方のフリートークでは、普段の話ではできない所まで無理なく和気あいあいと話ができました。

お家での対応も性的な単語が先行するのではなく、「いのちが繋がっている、あなたが産まれたことはすごいことなんだよ。」ということに本質を持っていって話してみるといいかもしれない。本を使ってお話ししてみたりとか具体的な方法を教えてくださいました。

時間が足りないくらい掘り下げることの出来る内容だったので、私は続けて他のお話も聞きたいなと思えるものでした。

他のお母さん方も話し足りなく、私も呼ばれそのままランチへ行き、お母さん同士も続きをお話していて、良いきっかけになったなぁと感じました。