9日から始まる新学期を前に、中央和室の畳を入れ替えました。
3年ほど前に畳表は交換したのですが、元気な子どもたちの活動で、すでに畳表は擦り切れ、畳床もフカフカになってしまったので、思い切って14畳全部の畳を交換することにいたしました。
今回は、新しい畳の香りはないのですが、耐久力のある和紙の畳表です。

一時は、フローリングにすることも考えたのですが、やはり子どもたちには畳の感触を残しておきたいということで、交換を決断しました。
子どもたちの賑やかな声が戻ってくるのが楽しみです。
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さいたま新都心で地域の居場所と温かい絆つくりを進める「てらこや新都心」のホームページです。
あけましておめでとうございます。
2023年は、私たちの活動が10年を迎えた年でした。
その様々なことがあった10年間で積み上げてきたものを振り返り、「居場所」とは何かを考えてきた1年でした。
そして感じたことは、「居場所は心の中にある」ということでした。
両親から受け継いだ家を開き、地域の皆様の集いの場とすることでは、居場所にはなりません。
そこに集う人たちと心がつながり、温かい気持ちで見守り、見守られる・・・・
そんな人と人の絆が心の中に居場所を作るのだと言うことです。
新しい年、2024年・・・・
てらこや新都心は、この人と人の絆を大切にし、その絆を頼りにさらに新しい絆を作る・・・
そんな活動の中で、心のこもった温かい「おせっかい(OSK)」を届けていけたらと考えています。
一般社団法人 てらこや新都心
代表 渋谷 明美
私たちの活動を紹介するときに、簡単に「地域の居場所作り」ということがよくあります。
この「居場所作り」という言葉は、私たちのような活動をする団体、人たちにとってわかりやすい便利な言葉です。
でも、最近は考えがちょっと変わってきています。
確かに私たちは、毎日てらこやを開き、子どもを含む様々な人たちをお迎えしています。
放課後に遊びに来る子どもたち、ワークショップを主催する人たちとその参加者、シェアオフィスを利用するテナントさん、そして併設のイタリアンレストランを利用する皆様・・・・
そんな中で、私たちがしていることは、ただ「開いてお迎えする」ことで、「居場所を作る」ということとはちょっと違うような気がします。
最近いらした方が、こんなことをおっしゃっていました。
「前を通るたびに、温かい雰囲気がある場所だと感じていました。ある晩、前を通ったら、ほんのり灯もる常夜灯を見て、次の日に、つい来てしまいました。」
私たちは、今はこう考えています。
「居場所は作るものではなく、選ぶもの」
今、私たちがしていることは、必要としている人に「ここがあなたの居場所ですよ」という想いが伝わるように、てらこやを温かい「気」で満たすことです。
きっと、必要な人にはその気持ちが伝わると信じながら・・・・