てらこやでずっと企画をあたためてきた「性の話」
てらこやに集う子どもたちの間で性に関する言葉が出始めるという、良いタイミングで講座を開催できました。
普段の生活ではなかなか話しづらい内容ですが、座談会形式で、それぞれのお子様の気になる言動など、お母様たちがシェアしあってフリートークも大いに盛り上がりました。
今回は、「男子の体の成長について」が中心でした。
講師をお願いした上野尚子先生が、たくさんの書物をご紹介くださいました。
学校では教えてくれない内容で、どれもよく研究して書かれていますが、どの本を選ぶかは、お母様の勘で良いようです。それぞれの考え方、家庭によって違います。
「性教育」とは、究極的には、「生きていくこと」を伝えることだと思います。自分の体を大切に扱い、他人のことも大切に扱い、健全で幸せでいること。
地域に住む大人として未来ある子どもたちを温かい目で見守っていきたいという思いをとても強くした時間でした。
また、普段てらこやに集う子どもたちのお母様同士の交流の場としても、意義深かったと感じています。
今日参加できなかったお母様の為に春休み前にも開催予定です。
*参加者の声
いただいた資料がわかりやすく作られていて、お母さん方のフリートークでは、普段の話ではできない所まで無理なく和気あいあいと話ができました。
お家での対応も性的な単語が先行するのではなく、「いのちが繋がっている、あなたが産まれたことはすごいことなんだよ。」ということに本質を持っていって話してみるといいかもしれない。本を使ってお話ししてみたりとか具体的な方法を教えてくださいました。
時間が足りないくらい掘り下げることの出来る内容だったので、私は続けて他のお話も聞きたいなと思えるものでした。
他のお母さん方も話し足りなく、私も呼ばれそのままランチへ行き、お母さん同士も続きをお話していて、良いきっかけになったなぁと感じました。